食器洗いって、正直めんどくさい。
料理はまだいいんです。作る楽しさもあるし、食べる楽しみもある。でも、食べ終わったあとの洗い物だけは、どうしても好きになれません。
「あとで洗おう」と思っていたら、そのまま寝てしまって、翌朝シンクを見て後悔することも。
かといって、食べ終わってすぐに洗う習慣もなかなか身につかないんですよね。
そんな筆者が、少しでも洗い物をラクにしたくて、いろいろ試してきました。
食洗機を買ってみたり、食器を減らしてみたり。便利だと思っても続かなかった方法もあります。
この記事では、ズボラな筆者でも続けられた5つの工夫と、結局やめてしまった方法を紹介します。
※情報は2026年10月9日時点の内容をもとにしています。
ズボラな筆者が続けられた食器洗いをラクにする工夫5つ
食器洗いが嫌いな筆者でも、いくつか続いている方法があります。
共通しているのは、頑張らなくてもできること。準備や片づけが増える方法は、結局めんどくさくなって続きませんでした。
ラクにする工夫5つ
1. 【ながら洗い】好きなドラマを見ながら洗う

最近の筆者は、子どもが寝たあとに韓国ドラマを見ながら食器を洗っています。
これが意外とよくて、ドラマの続きが気になっていると、洗い物もそれほど苦になりません。
以前はシンクに立つこと自体が嫌でしたが、今は「ドラマの続きを見よう」と思ってキッチンに向かうこともあります。
もちろん、洗うスピードが速くなるわけではありません。
むしろ、面白いシーンでは手が止まっていることも(笑)。
それでも、ただ黙々と洗うよりはずっとマシなんです。
洗い物が終わるころにはドラマもちょうどいいところまで進んでいて、以前ほど食器洗いを苦痛に感じなくなりました。
ただし、包丁などを洗うときは手元に集中するようにしています。
2. 【仕分け】洗う順番を決めて、汚れの少ないものから洗う

以前はシンクにあるものを適当に手に取って洗っていました。
でも、油汚れのひどいお皿を先に洗うと、そのあとが大変。
スポンジに油がついたままコップを洗ってしまい、結局もう一度洗い直すこともありました。
そこで、洗う順番を決めることに。
筆者は、だいたい次の順番で洗っています。
コップ → 箸 → お椀 → お茶碗 → 大皿 → 調理器具 → フライパン
汚れの少ないものから洗い、油汚れの多いものは最後に回すだけです。
これなら、スポンジの油がほかの食器に移りにくくなります。
同じ種類の食器をまとめて洗えば、水切りかごにも並べやすいです。
最初は順番を意識していましたが、今はほとんど考えずに洗えるようになりました。
ちょっとしたことですが、洗い直しが減っただけでも十分助かっています。
3. 【洗剤】ポンプ式の容器に詰め替える

食器用洗剤の容器をポンプ式に替えたのも、今ではすっかり定着しています。
普通のボトルだと、洗剤を足すたびに持ち上げて、逆さにして、ギュッと押さなければいけません。
大した作業ではないのですが、洗い物が多い日は何度も繰り返すことになります。
ポンプ式なら、スポンジを持ったまま片手で押すだけ。
ぬれた手でボトルを持ち上げなくていいので、滑って落とすこともなくなりました。
中身は、普段使っている食器用洗剤をそのまま使っています。もちろん、容器は食器用洗剤に対応したものを選んでいます。
ちなみに、筆者が使ってみて泡もちがよく、洗いやすいと感じたのは、まとめ洗い用のジョイでした。
泡をたっぷり使って洗いたい私から見て、かなりのお気に入り。お皿から調理器具まで洗っても、ほかの洗剤と比べて継ぎ足しが少なく済みます。ボトルじゃない詰め替えタイプで、かさばらないのもいいです。
洗剤自体は好みがあると思いますが、容器を替えるだけなら手軽に試せるのでおすすめです。
選ぶならこれ
towerの詰め替え用キッチンディスペンサー。ふだん使っている食器用洗剤を詰め替えて、片手で押して使えます。
4. 【断捨離】1年以上使っていない食器を手放す

食器がたくさんあると、洗わなくても困らないんですよね。
コップが汚れたら別のコップを出せばいいし、お皿もまだ食器棚に残っている。
そうやって使い続けているうちに、シンクがいっぱいになっていました。
そこで、1年以上使っていない食器を思い切って整理しました。
普段使いの箸やコップは、家族の人数分を目安に残しています。
もちろん、来客用やお気に入りの食器まで捨てたわけではありません。
でも、数を減らしたことで、以前のように次から次へと新しい食器を出すことがなくなりました。
洗わないと次に使えないので、嫌でも洗うようになります。
少々強引な方法ですが、つい洗い物をため込んでしまう筆者には効果がありました。
ウェーブ(凹凸)構造で、ソースが混ざらないのがいい。軽くて洗いやすいし、ワンプレートでいろんな料理に使えるのもいいです。そしてなんといっても、美味しそうに見えるデザインが最高でした!
5. 【生ごみ】三角コーナーを置かない

シンクの三角コーナーも、今は置いていません。
以前は当たり前のように使っていましたが、生ごみを捨てるたびにぬめりが気になっていました。
しかも、三角コーナー自体も洗わなければいけません。
食器を洗うのすら面倒なのに、三角コーナーまで洗いたくない……。
そこで思い切って撤去しました。
今は、生ごみを小さな袋や新聞紙にまとめて、その都度捨てるようにしています。
最初は少し不便かと思いましたが、なくても特に困りませんでした。
むしろ、シンクが広く使えるし、掃除するものがひとつ減ったのがうれしいところ。
洗う手間が増えるものは、最初から置かない。
ズボラな筆者には、この考え方が合っているようです。
試したけれど続かなかった方法3つ
食器洗いをラクにしたくて、いろいろな方法を試してきました。
ただ、便利そうだと思って始めても、結局続かなかったものもあります。
1. 【おまかせ作戦】置き型の食器洗い乾燥機

食器洗いから解放されたくて、以前、置き型の食洗機を買ったことがあります。
食器を入れてボタンを押すだけで洗ってくれるなんて、最高じゃないですか。
最初は本当に便利だと思いました。
でも、使ってみると、意外と手洗いする場面が残るんです。
- 一度に全部は洗えない:フライパンなど、大きな調理器具は入りきらず手洗いに。
- 汚れが落ちきらないことがある:洗い終わったあとに汚れが残り、洗い直すことも。
- 調理スペースが狭くなる:調理台の半分以上を占めてしまい、料理がしづらくなった。
- すぐに使いたい食器は待てない:洗浄が終わる前に必要になり、結局手洗いすることも。
もちろん、食洗機に入るものは自動で洗ってくれるので、その点は助かっていました。
ただ、筆者の場合は、食洗機に入らないものを洗ったり、食器をセットしたりする手間が思った以上に残りました。
さらに、引っ越し先の賃貸では置くスペースを確保できず、結局手放すことに。
とはいえ、食洗機自体が悪かったとは思っていません。
実際、節水や家事の時短という面では、かなり優秀です。
パナソニックの試算では、食器40点・小物20点を洗う場合、次のような違いがあります。
| 比較項目 | 手洗い | 食洗機(NP-TZ500) |
|---|---|---|
| 1回あたりの使用水量 | 約75L | 約9.9L |
| 年間コスト | 約45,400円 | 約22,300円 |
| 時間 | 基準 | 1日約49分短縮 |
水の使用量は約87%少なく、年間コストも約23,100円安くなる計算です。
また、パナソニックには、分岐水栓の取り付け工事が不要なタンク式の食洗機「NP-TSP2」もあります。こちらは食器24点が目安です。
賃貸でも取り入れやすいタイプですが、もちろん設置スペースは必要になります。
筆者の経験から言えるのは、買う前に置き場所と洗いたい食器のサイズを確認しておいたほうがいいということ。
キッチンが広かったら、今でも使っていたかもしれません。
選ぶならこの2台
賃貸で工事をしたくない人に:分岐水栓の取り付け工事がいらないタンク式(NP-TSP2)。食器24点まで洗えます。
家族の分をまとめて洗いたい人に:記事の試算で使われている機種(NP-TZ500)。食器40点を洗えて、手洗いより水の量が約87%少なくなります。
2. 【スピード作戦】食べたらすぐ洗う
食べ終わったらすぐに洗う。
これができれば、洗い物がたまることもないし、汚れもこびりつきにくい。
わかってはいるんです。
でも、どうしても続きませんでした。
食後は家族と話したいし、夜ならお風呂に入って早く寝たい。
お腹いっぱいの状態でシンクに立つのも、正直しんどいです。
何度か「今日から食べたらすぐ洗おう」と決めたものの、毎回三日坊主。
気づけば、またシンクにお皿がたまっていました。
今は、食後すぐに洗うことにこだわっていません。
その代わり、子どもが寝たあとにドラマを見ながら洗うようにしています。
すぐ洗うのが理想なのかもしれませんが、筆者には自分の好きな時間に洗うほうが合っていました。
3. 【防御作戦】キッチン手袋とエプロンを着ける

水はねが嫌で、100円ショップでキッチン手袋とエプロンを買ったこともあります。
最初は「これなら服がぬれない!」と思ったのですが、こちらも長続きしませんでした。
まず、キッチン手袋の独特なにおいがどうしても苦手。
エプロンも、洗い物をするたびに着けるのが面倒になってしまいました。
急いでいるときほど「もういいや」と、そのまま洗ってしまうんですよね。
結局、どちらも使わなくなりました。
今は、多少ぬれても気にならない部屋着で洗っています。
汚れたらそのまま洗濯すればいいので、筆者にはこちらのほうが手軽でした。
水はねを完全に防げるわけではありませんが、服が少しぬれるたびに気にしなくて済むようになりました。
食器洗いがめんどくさくなる3つの理由
食器洗いが嫌いな理由は、洗う作業が面倒だから。それに尽きるのですが、よく考えてみると、ほかにも小さなストレスがいくつかありました。
1. 「後でやろう」でお皿が山になる
食べ終わったらすぐに洗えばいい。それはわかっているんです。
でも、食後くらいゆっくりしたいし、洗い物はあとでもできる。そう思っているうちに、どんどん後回しに。
気づけばシンクには朝のコップ、昼のお皿、夕飯で使ったフライパンまで。
ここまでたまると、もう何から洗えばいいのかわからなくなります。
しかも、放置したお茶碗にはご飯粒がこびりついているし、油汚れも落としにくい。
さっさと洗っておけばよかったと思うのに、次の日もまた同じことを繰り返してしまうんですよね。
2. 油汚れでスポンジがベタベタになる
洗い物のなかでも、とくに嫌なのが油汚れ。
カレーを作ったあとの鍋や、炒め物を盛りつけたお皿。洗剤を足してもなかなかヌルヌルが取れず、何度も洗うことがあります。
さらに面倒なのが、油を吸ったスポンジです。
お皿はきれいになっても、今度はスポンジがベタベタ。そのままコップやお茶碗を洗うのも嫌だし、スポンジを洗い直すのも面倒です。
最近は、スプレータイプの洗剤を併用したり、洗う前に油汚れを軽く落としたりしています。
汚れ落ちがよかったです。ギトギトの油汚れにはやっぱりかなわないけど、吹きかけておくのとおかないのでは大違いだと思います。
それと、使ってみて便利だったのが、1日1個で取りかえる使い捨てのキッチンスポンジ。
油汚れを洗ったあとも、その日のうちに交換できるので、ベタついたスポンジを使い続けずに済みます。
30個入りなら約1ヶ月分。毎日交換するのは少しもったいない気もしますが、スポンジを何度も洗い直す手間を考えると、筆者には合っていました。
サブスポンジとして使っている愛用品。焼肉のあとのプレートやカレー鍋の第一手を担ってもらっています。最後は排水口まで磨いて、あとはゴミ箱にポイッ!と捨てるだけなので、シンク周りもすっきりします。
3. 水はねで服も床もびしょびしょになる
食器洗いをしていると、いつの間にか服のお腹のあたりがぬれていることがあります。
少し水がはねた程度ならいいのですが、気づいたら床にまで水滴が飛んでいることも。
これが地味に面倒なんです。
洗い物だけでも嫌なのに、終わったあとに床を拭いたり、ぬれた服を着替えたり。
とくにお風呂に入ったあとは最悪です。せっかく着替えたのに、また服をぬらしたくありません。
エプロンを着ければいいのですが、そのエプロンを着けることすら面倒だったりします。
食器洗いに慣れたら、節水も習慣になった

あれこれ試してきましたが、正直、今でも食器洗いは好きではありません。
できることなら、誰かに代わってほしいくらいです。
それでも、以前のようにシンクいっぱいの食器を見て途方に暮れることは減りました。
ドラマを見ながら洗う。汚れの少ないものから洗う。そもそも食器を増やさない。
どれも大した工夫ではありませんが、筆者にはこれくらいがちょうどよかったようです。
最近は少し余裕が出てきたので、節水も意識するようになりました。
桶(おけ)にためた水で汚れを予洗いし、最後はきれいな流水ですすぐようにしています。
以前は水を出しっぱなしにしてしまうことも多かったのですが、今はなるべくこまめに止めるようになりました。
とはいえ、疲れている日は洗い物すらしたくありません。
そんなときは、電子レンジで温めるだけの冷凍宅配弁当に頼ることもあります。
調理器具を洗わなくて済むだけでも、ずいぶん違うものです。
楽モグでは、実際に食べてみた冷凍宅配弁当のレビューも宅配弁当のカテゴリで紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。
食器洗いを好きになる必要はないと思っています。
めんどくさいものは、めんどくさい。そのままで、少しでもラクにできれば十分。
これからも、なるべく手間をかけずに済む方法を探していくつもりです。
食器洗いに関するよくある質問
- Q食器はどの順番で洗うといい?
- A
汚れの少ないものから洗い、油汚れの多いものを最後に回すのがおすすめです。
筆者は「コップ → 箸 → お椀 → お茶碗 → 大皿 → 調理器具 → フライパン」の順番で洗っています。
スポンジに油がつきにくく、洗い直しの手間を減らせます。
- Q食洗機と手洗い、水を使わないのはどちら?
- A
一般的には、同じ量の食器を洗う場合、食洗機のほうが使用水量を抑えられます。
パナソニックの試算では、食器40点・小物20点を洗うときの使用水量は、手洗いが約75L、食洗機(NP-TZ500)が約9.9Lです。
食洗機のほうが約87%少ない計算になります。
ただし、実際の使用水量は機種や洗い方によって異なります。
- Q食洗機の電気代は1回いくら?
- A
パナソニックのNP-TZ500では、1回あたりの電気代は約30.5円という試算です。
電気料金単価31円/kWhで計算すると、1日2回、31日間使用した場合は約1,891円です。
ただし、これは電気代のみの目安です。実際には水道代や洗剤代もかかります。


