食器洗いがめんどさいと感じるのは、誰しも一度は経験することではないでしょうか。
本記事では、食器洗いの3大悩みとその解決策を詳しく解説します。私自身も長い間試行錯誤してきたので、きっとお役に立てる情報があるはず。ぜひ参考にしてみてください。
食器洗いがめんどさい3大悩み
1.「後でやろう」という罠
食器洗いを後回しにしていると、知らず知らずのうちにお皿が山のように積み上がり、気がついた時には気持ちも重くなってしまいます。汚れは時間が経つほど頑固になり洗うのがより一層手間に。
一見、楽をしたように思えますが、実はその選択がストレスとなって自分を追い込む原因になりかねません。悪循環を断ち切るためには「すぐ洗う」を心がけることが、毎日を少し楽にする第一歩です。
2.油汚れ×スポンジへの抵抗感
食後の皿の油やこびりついたソースを見ると、なんとなく気が進まない…そんな経験はありませんか? 油汚れはスポンジに染みつき、洗浄力の低下を招くだけでなく使用感も悪化させます。
スプレータイプの洗剤を併用したり、洗わなくても水でサッと流しておくのがおすすめです。
3.水はねの憂鬱
食器洗いをしていると気づかないうちに服や床が水でびしょ濡れになってイライラ。特に忙しい朝や疲れ切った夜、そんな小さなトラブルが大きなストレスに感じるものです。
エプロンを身につけたり、シンクの周りに吸水マットを敷いたりするなど、ちょっとした工夫をプラスするのがおすすめです。
筆者おすすめ|食器洗いが楽になった時短テク5選
ここからは実際に筆者が試してみて「あ、洗い物が少し楽になったかも!」と感じた解決策を5つ紹介します。今日からすぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
【ながら洗い】好きなドラマ・映画・アニメを見る
好きなドラマ・映画・アニメを見ながら食器洗いをするのがおすすめです。筆者も子どもが寝静まった夜に韓国ドラマを見ながら洗っています。ドラマの展開に夢中になると、洗い物のストレスが軽減され心理的負担も和らぎます
【仕分け】箸や茶碗など細かく分けて優先度を決める
食器を種類別に分けて順序よく洗うのもおすすめです。筆者は以下の順番で洗っています。
コップ → 箸 → お椀 → お茶碗 → 大皿 → 調理器具 → フライパン
油汚れが多いものを後回しにすることで、汚れ移りを防げるのがメリットです。洗った順に水切りかごに並べることで、場所を無駄にせずにすべての食器をきれいに乾かすことができます。
【洗剤選び】中身はなんでもOK!ポンプ式が便利
食器洗いの効率を上げたいときは、押し出しボトルよりもポンプ式の食器洗剤容器がおすすめです。
容器を触らず片手で簡単に適量の洗剤を出せるので、洗い物がスムーズに進みます。容器が倒れたり滑って落としたりする心配もありません。
【断捨離】1年以上使わなかった食器は処分する
1年以上使用していない食器は思い切って処分しましょう。特に箸やコップなどは、必要な人数分だけを保持するのがおすすめです。
家族の人数以上の食器があると、次々と新しい食器を使ってしまい、洗い物がどんどん溜まってしまうことがあります。最悪の場合すべての食器が使い終わるまで洗い物が増え続ける羽目に。
食器を減らし”洗わないと使えない”という状態を作ることで、半ば強制的に洗い物をする習慣が身に付きます。
【生ごみ】三角コーナーは置かない
三角コーナーやシンク付近にミニゴミ箱を置かないのもコツ。生ごみは新聞紙や小袋にまとめてすぐに捨てる習慣をつけると、シンク周りが常に清潔に保てます。簡単なことですが、これだけで洗い物の際のストレスが大幅に減少します。
実際に挑戦したけど改善できなかった解決策
最後に筆者が食器洗いの手間を削減するために取り入れた対策のなかで、継続できなかったものを紹介します。意外な気づきを得られる可能性があるので、ぜひ一度目を通してみてください。
【おまかせ作戦】食器洗い乾燥機の導入
食器洗いの手間を減らすために置き型の食器洗い乾燥機を導入しましたが、次の理由で手放しました。
使う洗剤を変えてみたり、使う食器を減らしたり工夫をしましたが「手洗い」が発生する以上あまりメリットを感じられませんでした。
賃貸住宅ではビルドイン型(内蔵型)の設置ができないうえに、引っ越し先のキッチンは設計上の問題で浮かせて置くこともできず……。なんだかんだで手洗いに逆戻りした状態です。
置き型の食器洗い乾燥機を設置するときは、キッチン周りのスペースを考えてから検討するのがおすすめです。
【スピード作戦】調理後・食後すぐに洗う
食べ終わったらすぐ洗うように意識しても筆者はいつも三日坊主で終わります。
食べたあとは家族とのコミュニケーションの時間を優先したいし、お風呂に入って早く寝たい。「翌日まとめて洗えばいいや」の連続で大体いつも後回しです。
ズボラな筆者には継続するのが難しいと感じる対策法でした。
【防御作戦】キッチン手袋を使って洗う
水はねの憂鬱さを克服するためにおこなったのが、エプロンとキッチン手袋の着用です。
ひとまず100円均一でそろえて試してみましたが、キッチン手袋の独特な匂いに悩まされました。エプロンも急いでいるときには脱ぎ着が面倒です。
水はね対策にはなったものの、最終的には水はねの改善をを諦めて何もつけずに食器を洗っています。
特にエプロンは汚れてもいい部屋着(外では着られない処分候補の服)を使えば代用できるのでおすすめ。毎日洗濯して何着か着まわせば効率的です。
食器洗いに慣れてきたら節約意識も高まった!
紆余曲折しながらなんとか食器洗いに前向きになってきた筆者。
食器を洗うときは桶(おけ)を使って水道の使用時間を減らしたり、洗い物が増えないよう食器の買い足しに慎重になったりと、今まで以上に家事に対する視野が広くなりました。
食器洗いの悩みを解決するためには、自分に合った方法を見つけることが大切です。紹介した方法を試して、自分の生活に合った解決策を見つけてみてください。